『まさに神業』
ロマ系の音楽や、バイオリンなどの弦楽器好きの人にとっては最高の仕上がりになってます。しっとりと哀しく歌い上げ、激しいチャールダーシュが火花を散らせます。少人数編成のアンサンブルであるにもかかわらず、各人のテクニック(とくにベルキ)が輝き、かろやかな質感を与えています。ソロにおいては圧倒的パワーを感じさせる演奏です。聞くたびにその音の重なり方に納得させられ、何回も高揚させられる作品です。
おすすめは「ひばり」、「草笛ホラ」、「楽しい祭りのチャールダーシュ」、「私は一文無し」、「オールドチャールダーシュ」などです。