『ＧＡＭＥ　ＯＶＥＲ　＝　ガメ　オベラ』
静かに熱い支持を集めるレトロゲーム・バラエティー番組のBOX・第３弾（まさか、ここまで来るとは・・・）。けっこう高額な商品の、しかも３作目であるにもかかわらず、お店によっては品薄状態になったりもしていて、固定ファン（含むオレ）のハートをガッチリつかんでいるようです。
今回は全部で６時間以上にわたって、よゐこ有野氏の奮闘、そして弛緩ぶりが堪能できます（加えて、ポケモンを生んだ田尻智氏へのインタビューも収録。これは時間のある時にどうぞ）。
全体に“激闘感”が強く感じられるラインナップとなっており、見ているこっちもへとへとになるほど。これまで本当に“おまけ”色の強かった特典映像（今回は「ツインビー」）も、かなり本気モード。そんな中、あの「スーパーモンキー大冒険」を視聴者と共に攻略する“もしもし大作戦”がまとめて見られるのはうれしい限り（カーヤン最高！　彼だけじゃなく小学生のパワーって、やっぱりすごい）。また「クイズ殿様の野望」は爆笑できる一編となっています。一方、“たまゲー”の原型「温泉ゲーム紀行」は、箱根の温泉旅館をゆるゆると巡り、温存されているレトロなアーケードゲームの数々に有野氏が挑戦します。
なお、番組そのもののオープニング映像は、今回も未収録で残念ですが、“最北端ゲーム紀行”などと共に、今後の収録に期待しましょう。
しかし第２弾BOXのレビューで、有野氏のことを“ゲーマー界のジャック・バウアー”と表現しましたが、よく考えるとドラマですからね、『24』は。こっちは本当にやってるわけですよ、15時間とか19時間にわたって。
そんな有野氏にオレは、こんなひとことを贈りたい。

「有野さん。あんた、最高にどうかしてるよ！！！」